天然歯に勝るものはありません。歯を極力残します
日本では、残存歯が少なくなってくれば入れ歯になるケースがほとんどで、お話をお聞きすると『入れ歯=年寄り』というイメージをお持ちの方も多いです。
今までご自身の歯の時は何でも食べることができ、笑顔で人と話すことができていたのに、何らかの不便を感じ、入れ歯に対する抵抗感やマイナスイメージから気分的に落ち込んでしまう、というご相談をお受けすることもあります。

自分の歯を残すメリット
- 食感(コリコリ・プチプチなど)は歯根膜があることによって感じることができるため、残っている歯が多ければそれだけお食事を楽しむことができます。
- 良く噛むことで唾液量が増え免疫力が上がり、脳血流量が増えることにより痴呆の防止に役立つことが分かっています。
私は「使える歯は極力残す」「天然歯に勝るものはない」という考えの基、診療しています。
(ただし、無理に歯を残すことで患者さんにデメリットが生じる場合は、やむなく抜歯することもあります。)
入れ歯の専門家によるオーダーメイドの治療計画
当院では、患者様一人ひとりの個別のニーズに応じたオーダーメイドの治療計画を提供します。
初診時には詳細な口腔内検査を行い、レントゲンや口腔カメラを使用して、歯や歯周組織の状態を精密に評価します。
その情報を基に、患者様の実現したいことや治療に対する期待を考慮し、最善の治療オプションを提案いたします。
この中でも、可能な限りご自身の歯を残すことを重視しています。

治療後のメンテナンスでもあなたの歯をチェック
入れ歯装着後のメンテナンスでは、歯科衛生士によるエアーフロー(パウダーメンテナンス)、超音波での入れ歯の洗浄、咬み合わせのチェックを行います。
患者様の状況に応じて、半年~1年に1回のメンテナンスを行い、お口の状態をキープします。
当院で提供する入れ歯は患者様でも日常のメンテナンスがしやすいものです。
患者様の状況に応じて、日常でチェックが必要なポイントをお伝えしたり、適切なフロスなど、ケアに必要なツールもご紹介します。
